21日(金)は、「かにえ防災・減災の会」の方たちによる出前授業がありました。
初めは新聞スリッパ作りからスタートしました。身近な新聞で、あっという間にスリッパが出来上がりました。実際にはいて歩いてみましたが、足元を守ることは避難するときにも大切なことなので、いざという時に身近な物を使える知恵があると助かりますね。
次に、今から65年前にこの地方を襲った伊勢湾台風を実際に体験された方のお話を伺いました。雨がどこからでも降ってくる怖さ、鉄塔が倒れてしまったり、家の屋根ごと吹き飛ばされるほどの強風の話を聞き、子ども達もおどろきの声を上げながら真剣に聞き入っていました。
最後は、災害用トイレの使い方です。実際に水を入れてみてどんな状態になるのかを実演していただきました。
廊下には、避難グッズなども並べていただき、子ども達も興味深く見ていました。この地方にも災害がくると言われ続けていますが、いざというときに自分たちで動けるように、今日の学びを少しでも生かしてくれると嬉しいです。