3月4日(月)の全校朝礼では、「多読賞トップ10」の表彰を行いました。図書委員会の皆さんによる初めての試みです。図書委員長による取組の紹介とトップ10の発表ののち、表彰状を手渡しました。
今回トップだった児童にインタビューしました。
Q:今年度、どれくらいの本を図書室から借りたのですか?
A:141冊です。ほぼ毎日1冊ずつ借りました。
Q:大好きな本は何ですか?
A:「ドラえもんの科学ワールド 生物の源 海の不思議」です。
Q:おうちでも本を読みますか?
A:宿題が終わったら、1日に3・4冊読んでいます。
表彰を受けた10名のみなさん、おめでとうございます。高学年の子は、きっと文字の多い本を読んでいますから、それはすごい読書の量だと思います。
さて、蟹江小学校の図書室には、何冊くらいの本かあると思いますか。答えは約1万冊です。学級文庫も充実してきましたからもっとあるはずです。では、蟹江町図書館にはどれくらいあると思いますか。答えは約15万冊です。最後に日本で一番蔵書数の多い国立国会図書館にはどれくらいあるでしょうか。なんと、1200万冊もの本があるのです。世界には星の数ほどの本があります。
人は、言葉でものを考えます。人は言葉で思いを伝えます。そして、人は言葉を旅することができます。人は、本を通して過去にも未来にもタイムスリップすることもできます。違う国で生きることもできるし、宇宙にだって行くことができます。自分とは違う人の人生を生きることもできます。さらに、想像の国を旅することもできます。一冊の本の中には一つの世界があります。本はその世界に連れて行ってくれる翼です。
どんな勉強もまず読むことから始まります。国語だけでなく、算数も理科も、道徳も、まず読むことから学びが始まります。だから、読むことができなければ、学ぶことにつながりません。
縄跳びだって、練習するからできるようになるように、読書もどんどん読むことで読書力を身に付けることができます。やがて歯磨きのように習慣になっていくはずです。
図書委員の皆さんが、図書室前の廊下に花のメッセージカードの掲示物をつくってくれています。「本は心をひろげる」「本は世界を広げる」「本は心を落ち着かせる」「本はスペシャルトレーナー」「本は人を笑顔にする」「本はお友達」そう書いてありました。蟹江小学校の皆さんがたくさんの本に親しみますように。