令和6年度の修了式がありました。
修了式後には、全校で今月の歌を歌いました。全校のみんなで声を合わせて歌うことができる、この幸せをかみしめました。
<式辞>
今日で、令和6年度の授業が終わります。今、各学年の代表の人に修了証を渡しました。修了証というのは、通知表の一番最後のページについています。みんながそれぞれの学年の学習を最後まで終えることができましたという証で、校長先生がそれを証明しています。これをもらうことができた人は、一つ上の学年に進級することができるのですよ。みなさん、おめでとうございます。
校長先生からみんなに伝えたいことがあります。三つありますよ。
一つ目は 「ありがとう」
みんなが笑ってくれたから、笑っていられました。校長先生が笑ったら、みんなも笑ってくれました。
笑顔って鏡なんだね。
二つ目は 「みんないい子だよ」
どの子もみんないい子だよ。きみは生まれた時からずっときみ。将来もきみはきみだよ。あんな人になりたい、こんな人でなければと思うかもしれないけれど、自信をもってね。きみはまず、「そのまんま」のきみが一番素敵だよ。
三つ目 「もっと美しいものをつくろう」
私たちには、この手とこの頭とこの体があるよ。そして、よーく考えて、よーく動けば、もっとよいもの、もっと美しいものができるよ。いっしょにつくり続けよう。私たちの最高傑作は、いつも次の作品ですよ。
教室に帰ったら、担任の先生との最後の授業です。
すみれ咲く春に出逢い、またすみれ咲く約束の春がやってきました。おだやかな春風がそっと背中を押してくれているようです。みなさん、今年一年、ありがとうございました。みんなももし、優しい風を感じたら、「ありがとう」と伝えてくださいね。