3月3日(月)体育館にて全校朝礼が行われました。
「梅開早春」
おはようございます。
昨日、ふきのとうを見かけましたので、てんぷらにして食べました。ちょっとほろ苦いけれど、とてもおいしく春のエネルギーをいただきました。
さて、今日はこの言葉 「梅開早春」。
この言葉をそのまま読むと「梅、早春に開く」と読みます。「梅は百花のさきがけ」と言われるように、たくさんの花の先頭を切って咲いて、春を告げます。昨日は、もう咲いている梅の花に出会いました。あたりには、とってもよい香りが漂っていました。
でも、もう一つの読み方があります。それはね、
「梅、早春を開く」という読み方です。
春がやってきたから梅が咲くということではなくて、「梅が春を開いているんだよ」ということです。「春夏秋冬」という季節は、私たち人間が1年の様子を分けているにすぎません。ほほをくすぐる風やおてんとうさまのあたたかさや梅の花の咲く様子を「春」と呼んでいるのです。「梅が自分をひらくことが春なんだよ」ということです。
梅を「自分」「わたし」として考えます。
春を「人生」として考えます。
「自分」「わたし」が自分らしく咲くことが人生をひらくということです。
きみはそのまんまのきみが素晴らしい。みんな、とってもいい子です。
風が温かくなってきました。自分の手で次の扉を開いていってください。この1年、きみはたくさんの人のおかげで、大きくなりましたね。自分の花を堂々と咲かせてくださいね。