1月20日(月)、感染症が少しずつ出ていますので、全校朝礼をリモートで行いました。
表彰に続いて、学級委員の認証式を行いました。土の学級委員も名前を呼ばれると、「はいっ!」と元気いっぱいの返事をしてカメラの前に立ちました。
<校長の話>
校長先生は食べることが大好きです。毎日おいしく食べられることが幸せです。そして、学校の給食が大好きです。校長先生には好き嫌いがありません。それだけが取り柄で、自慢です。
今日は、3つの魔法の言葉のお話です。
食事があなたの前に運ばれてきました。そのときは「おいしそう!」と言ってみましょうね。これによって、どんなことにも「さぁ、チャレンジしよう!」というスイッチを入れられるようになるそうですよ。
次に、食事中に何かを食べたら、「おいしい!」と言ってみましょう。これによって、「目の前のことに集中しよう」というスイッチを入れられるようになるそうです。この言葉をいつも口にすると、記憶力や集中力を高められると言われています。
世界の「おいしい」と言う言葉を知っていますか?英語では?中国語では?イタリア語では?タイ語では?(・・・・意外にも知っている子が多くいました。)
食事が終わって食べ終わったら、「おいしかった!」と言ってみましょう。おうちやお店だったら、ぜひ、作ってくださった人に届けるように伝えてくださいね。このことで、充実感・達成感・満足感・幸福感をしっかりと感じることができます。ものごとにしっかり区切りをつけることができる言葉です。
この3つの言葉をいつも言うくせをつけるだけで、あなたはたくさんの人に愛される人になりますよ。また、あなたは周りの人を幸せにする人になりますよ。
さて、蟹江小学校では、毎日の給食の残りがちょっと多くて困っています。
全校の給食で、食缶に残って給食センターに帰り、処分されているものを一人分ずつに分けると、おかずだけで毎日一人14グラムくらいずつになります。ごはんも、毎日一人14グラムくらいです。おかずとごはんを合わせると、だいたい一人分28グラムですね。たったそれだけなのに、全校の分を合わせると、なんと一年間で2,800キログラムもの給食が処分されていることになります。
でもね、ごはんやおかずの一人14グラムというのは、給食のスプーンに1さじ分ほどの量です。元気なみんながあと一口ぶんずつぱくっと食べられれば、みんなのからだをつくる栄養になります。でも、食缶に戻して、さようならをしてしまえば、処分されてしまいます。また、牛乳も毎日誰も手を付けなかったものがたくさん残っています。
「フードロス」「食品ロス」という言葉を聞いたことがあると思います。世界中のとても深刻な問題です。この問題の解決にまずは、身近なところから取り組むことができないかなと考えています。決して無理をして食べようねということではありません。みんなで少しでも食べ物の残りを少なくすることができるようにするためには、どんな工夫をすればよいのかな。みんなで考えて取り組んでみましょうね。