学校

6月10日(月)リモート朝礼 こわいどこでもドア?

6月10日(月)に全校朝礼がありました。本年度初めてのリモート朝礼です。本校では、月に2回の全校朝礼を行いますが、月初めはリモートで、後半の2回目は、体育館の対面で行います。この時には、全校児童で「今月の歌」を歌唱します。

さて、本日の全校朝礼では、歯の健康優良児童2名を表彰しました。表彰後にインタビューをして、歯の健康の秘訣を聞いてみました。すると、2名に下のような共通点がありました。

① 歯磨きは、朝・昼・晩の1日に3回行います。歯磨きに5分から10分くらい時間をかけるそうです。

② 小学校3年生から5年生くらいまでは、親に「仕上げ磨き」をしてもらっていました。

③ 2人とも歯医者でもらった歯ブラシを使っていました。ブラシ部分が小さく、奥まで届きやすいようです。

④ 定期的に歯医者に行き、検診をするそうです。

⑤ どちらかというと歯磨きは嫌いなようです。それでも毎日欠かさずしっかり磨いています。

昨年度より、学校でも歯磨きがでいるようにしました。まだ80年ほども使う歯です。大切にしたいですね。

 

<校長講話>

ドラえもんのひみつ道具の中には、すでに実現されているものも多くあるといいます。また、「どこでもドア」があれば、「タケコプター」はいらないよね、なんて思ってしまいます。

瞬間移動を可能にする「どこでもドア」。ドラえもんのひみつ道具で誰もが思い浮かべる一つですね。そんなに都合のよい技術はなかろうと誰もが思いますね。では、こんなドアはどうでしょうか。

<好きなところに連れて行ってくれるが、利用者はケガをしたり、運が悪いと死んでしまうこともあります。このドアが広まり、多くなると、毎日7人が亡くなり、70人以上が重傷を負ってしまいます。>

このドアの向こう側にあなたは行きますか。

察しのよい人は気づいたかもしれません。これは車のたとえ話です。歩道をいつも通りに歩いていた人が不意に事故に巻き込まれて亡くなるという悲しいニュースも聞きます。

(参考:令和6年2月25日 読売新聞 「リスク点描」より)

慣れてしまうと気付きにくいのですが、便利なものにはその裏側に怖いことも潜んでいます。いいことばかりが目につきやすいと、怖いことには思いがいたらなくなるといいます。

現代において、夢をかなえる便利で快適なものと幸せを奪う「リスク」とは、表裏一体であるということをいつも考えておく必要はありそうです。

 

全校朝礼の後半は、生活委員会からの連絡と「蟹の子会(児童会)からの連絡がありました。