学校ブログ

2学期終業式

 

 2学期終業式を、体育館で行いました。はじめに校長先生からお話がありました。
 はじめは、「おもちクイズ」でした。
 <第1問>
 おもちは、もち米を蒸したものを、うすのなかでやわらかく粒がなくなるまで、ぺったんこ、ぺったんこというように、ついて作りますね。もちをつくときのこの(実物を見せて)道具の名前は何でしょう。
 A とんかち  B きね
<第2問>
 鏡もちを食べるとき、小さくしなければいけませんが、どうするとよいでしょう?
 A 包丁で切る   B たたいて割る
<第3問>
 もちを焼くと、どうして膨らむでしょうか?
 A 風船のようになるから    B プンプンに起こっているから
<第4問>
 昔のお年玉は何だったでしょうか?
 A 玉子   B もち

 昔のお年玉は丸いもちでした。1月には、「もちつき会」という行事がここ蟹江小学校で行われます。コロナウイルスがはやる前までは、ずっと続いてきた伝統行事です。そのために、PTAの皆さんや教頭先生が今から一生懸命に準備を進めています。みんなへのお年玉です。今年は、学校からすぐ近くにある甘強みりんさんからとってもたくさんのもち米をいただいて作ることができます。みりんを使った甘くておいしいタレにからんだ柔らかいおもちを食べられることを楽しみにしていてくださいね。

大晦日の夜ふけに、日本の色々なお寺で鳴らされる108つの鐘を「除夜の鐘(じょやのかね)」といいます。鐘をつくことで、悩みや心の中の嫌なものを一つ一つ取り除いて、清らかな心で正月を迎えようという意味が込められています。

私たちは、一年も生きていると、「もっと、もっと欲しいな」とか「あの人ばかりいいな」とか「あいつのこと許せないな 嫌いだ」とか「あんなことをされたから仕返しをしてやれ」とか「いじわるをしてやれ」とか「どうせわたしなんか・・・」というようにたくさんの毒が心の中にたまってきます。これは、子どもも大人も一緒です。それらの毒を取り除くための薬は、「ありがとう」という言葉です。今日は、担任の先生や友達に、「今年一年お世話になりました。おかげさまで、こうしてなんとか頑張ってこられました。ありがとうございました。」そう伝えてくださいね。ゴーンという鐘の音は「ありがとうございました」の代わりです。

108回の鐘のうち、107回は年を越す前に、最後の1回は、「また、幸せな一年になりますように」という思いを込めて、年が明けた瞬間につきます。

年が明けて、3学期にまた会いましょう。その時には、心の中のたくさんのもやもやが吹き飛んで、お互いに清らかな心で「おはようございます」を目と目を合わせてかわしましょうね。そして、素敵な学級づくりを仕上げていきましょうね。

今年一年、皆さんのおかげで、校長先生はとっても幸せでした。もやもやした心で来た日にも、みんなと言葉を交わすと温かい気持ちでいっぱいになりました。心から感謝します。ありがとうございました。どうか、どの子も、どの先生もよいお年をお迎えください。

 また、体育館で全校での校歌斉唱が始めて行われました。体育館に歌声が響き渡りました。この歌声がもっともっと大きくなるようにしていきたいですね。