学校

12月4日から12月10日は人権週間です

11月の最後の朝礼と12月の最初の朝礼で、校長先生が、人権を守ることに関連して、2回にわたって全校にお話をしました。

12月4日から12月10日は、人権週間です。人権というのは、体や顔の見た目や、目には見えない考え方の違いをみんなお互いにちゃんと認め合って、どんな人も同じ人間として大切にしようという、とても大事なことです。

見た目や考え方、やり方が違うからと言って、友達の悪口を言ったり、意地悪をしたり、仲間はずれにしたり、友達の持ち物をわざと壊したり、隠したりするといったことは、絶対にやってはいけないことです。

前に「コロナにかかった人がいけないのではない。だから誰がかかったのかとか、かかった子がいけないんだなどと言わないようにしましょう」という話をしました。マスクのことも、息苦しい時などは外すようにするんだよ、という話をしました。マスクは、体調面などいろいろな理由があって、つけられない人やつけていない人、逆にはずせない人やはずすことが難しい人がいます。そのことをみんなが分かってあげて、嫌なことを言ったり、したりしないようにしましょう。

ただ、「~をしない」という、これはダメ、これもダメという、禁止する言い方ばかりなのは、ちょっと残念です。そこで、こんな言い方を考えました。

 

誰もがみんな大切だから、

悪口を言わない、馬鹿にして笑わない、仲間外れにしない、意地悪をしない、人の嫌がることをしない

これは、やってはいけないことです。

それを反対から言い換えると、こうなります。

誰もがみんな大切だから、

お友達の良いところを伝えましょう、相手のことを大事にしましょう、みんなで仲良く遊びましょう、困っている人は助けてあげましょう、そして、人が喜ぶことをしましょう

 

学校は、全校の誰もが、みんな、気持ちよく安心して過ごせる場所でなくてはいけません。そのために、そしてみんなの人権をきちんと守るために一番大切なことは、「相手が嫌がることをしない」「みんなの力を合わせていじめをなくしていく」ということです。

人が喜ぶことをしてあげられるかにっこがどんどん増えて、蟹江小学校が、全校の誰もが、みんな、気持ちよく安心して過ごせる楽しい場所になってほしいと思います。